若狭本郷の達城について

若狭の山城で畝状竪堀をもつものに、おおい町本郷の達城があります。
最初、「たつじょう」と呼んでいましたが、「たちじょう」と読むんだとあとで知りました。
たちじょう、と聞いてすぐ連想するのは、「館城」です。「城館」を逆に書いただけ、と思われがちですが、ちゃんとこういう言葉があって、「たちじょう」(または「たてじょう」と読むのでしょうか)という居館が城塞化したものを言うそうです。

今のところ、こういう城名があるのは福井県では、この若狭の「達城」だけです。非常に珍しい。
中世若狭の本郷に基盤をもっていた本郷氏の居城です。おおい町本郷の市街地の東端、佐分利川が海に出るあたり、河口近くの丘陵(標高113.8m)上の山城で、南北に約500mにわたって曲輪がならぶ連郭式山城です。一番奥の山頂部が主曲輪になります。

この山城が「館城」と呼ばれるものと関わりがあるものかどうか、とにかく一度、この城に登城してみないことには話もできません。近いうちに登城します。結果はどうか、乞う、ご期待。
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COMMENT 4

midorishako  2013, 06. 12 [Wed] 19:00

昨年おおい町の原発の見学会で、すぐ近くのエルガイアという施設を訪れました。エルガイアのすぐ近くなので、知っていれば登りたかったです。

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城歩きマン  2013, 06. 12 [Wed] 19:33

midorisyakoさん、コメントありがとうございます。
エルガイア、とはなんでしょうか?はじめて聞きました。

もう長いことおおい町には足を踏み入れておりません。平成15年頃に仕事で行ったきりです。
「達城」は麓の神社境内から遺構が見られて、山頂まで途切れなく遺構が続いています。この山城もきっと登りやすい城だと思います。

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midorishako  2013, 06. 13 [Thu] 21:08

ごめんなさい。お城とは全然関係のない施設です。関西電力の原発のPR館です。大飯原発について、しくみや発電量などを説明している企業のPR館です。昨年大飯原発再稼動の問題がクローズアップされたときに、そこを見学したということです。

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城歩きマン  2013, 06. 14 [Fri] 09:18

midorishakoさん、疑問に答えていただき、ありがとうございます。
おおい町にそんな施設があるとは…。原発立地地元ならではの話ですね。勉強になりました。

さて、達城の話ですが、もしご希望があれば、夏場を避けて、秋の涼しいシーズンにでも登城のご案内します。
若狭富士の青葉山をみながら、山城を踏破するのもまた一興。
ぜひ、ご一考ください。

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