平泉寺坊院跡の門・塀復元

平泉寺門・塀復元整備見学
8月3日(土)福井県もようやく梅雨明け。
その暑い日差しの下、勝山市の平泉寺で坊院跡の門・塀の復元整備が完了し、この日見学会がありましたので、さっそく参加してきました。
昨年の10月にオープンした遺跡の前の「まほろば館」で、復元整備のいきさつや事業の概要説明を聴いたあと、いよいよ現地へ出発。参加された方たちはその殆どが城歩きマンと同じ年代か、少し上の年かさの人たちが大半でした。80名以上はいたと思います。みなさん元気で大変足取りも軽い様子でした。
ここしばらく集中豪雨などうっとおしい日が続いたこともあって、久しぶりの晴天。きっと城歩きマンと同じく皆さんにも開放感があったことでしょう。

平泉寺門・塀復元整備見学④
この復元整備が実施された場所は、平泉寺町南谷坊院跡にあたり、集落の東端山付きになります。道路跡、門、土塀の跡などがきれいに残って出てきたところです。平成23年に復元整備工事が始まってから、足かけ3年もかかったそうです。
この整備工事で時間が長くかかった理由の一つには、塀の土壁を仕上げるのに手間暇がかかったといいます。

平泉寺門・塀復元整備見学②
門は発掘で検出した礎石の配置や、残り具合から「薬医門」形式の門を復元しました。時間がかかったという塀の荒壁塗りには約1年近くも寝かせておいた壁土(これは壁に使用する粘土に藁くずをまぜて、よく練り上げてから寝かせておいたそうです)を使用しました。

平泉寺門・塀復元整備見学③
城歩きマンや当時の同僚の皆さんと一緒に、この遺跡で発掘した20年前の日々が、大変遠い日のように思えて感無量でした。
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COMMENT 2

midorishako  2013, 08. 09 [Fri] 07:15

立派な門ですね

お久しぶりです。
20年前にご自身が手がけた発掘調査の結果として立派な門が復元して、本当に感無量だったことと思います。壁の材料を1年間も寝かせておいたというのは、かなり本格的だと感じました。往年の平泉寺がそのまま現代によみがえった感じですね。

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城歩きマン  2013, 08. 10 [Sat] 06:52

midorishakoさん、コメントありがとうございます。

平泉寺はいろいろと昔の思い出がいっぱい詰まっています。
今度の門、塀の復元は一乗谷のものとは変わった、平泉寺だけの特徴を出してほしいと思っています。

その意味では、平泉寺もこれからです。

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