山中城を歩く(2)

山中城案内板
9月23日(月)秋分の日。富士山ドライブ旅行3日目。朝8:30、御殿場のホテルを出発して箱根スカイラインを快走して、10:00頃には山中城に着きました。

途中の三国峠あたりでは、標高1010mという高さもさることながら、強い風が吹き、半袖では寒いくらいに感じる気温でした。それでも、山中城に着いたときは風はありましたが、すっかり晴れ上がって暑いくらいでした。

国道わきの駐車場に車を停めて、いよいよ山中城の踏査です。
岱崎出丸へ向う道の途中に、旧国道(箱根道)の石畳道がきれいに整備されていました。岱崎出丸をみたあと、道路の反対側の本丸へ向って出発。

山中城西の丸畝堀
遺構の順路は、三の丸堀から始まって、田尻の池、二ノ丸堀、西の丸、西丸帯曲輪、堀、西櫓、帯曲輪、西木戸等々と続きます。
写真は二ノ丸堀(畝堀)です。障子堀とも言います。これほど典型的に掘られた畝堀は見事というほかありません。

山中城・出曲輪
山中城の西の端にきました。西木戸です。ここから北へ回り、本丸へと向かいます。
これまで、いろいろ聞いた話や書かれたものから想像していたイメージとは随分違うなあ、と思いました。
もっと、城域は小ぢんまりとしたものか、と思っていたのですが、なんのなんの、岱崎出丸から北の丸までの距離は直線距離にして約800mもあり、大きいです。

西の丸北側畝堀
写真は西櫓から西の丸を回り込んだ堀の整備状況です。奥の曲輪は西櫓です。堀の深さは人の背丈ほどあり、ここに落ち込んだら這い上がるのは容易ではありません。堀での横移動はほとんど不可能です。
まことに考え抜かれた防禦方法です。

後北条氏の小田原城に対する出城として構えられた山中城。永禄年間に北条氏康によって築かれましたが、天正18年(1580)の秀吉による小田原攻めの猛攻を受けて陥落した、というのですが7万の兵を相手によくぞ戦い抜いたものだと感心します。
戦国期山城の一つの完成形だと思います。
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COMMENT 2

midorishako  2013, 09. 28 [Sat] 19:38

こんな堀見たことない

さすが山歩きマンさんですね。
富士山に行ってもちゃんと山城を見学していますね。
それにしても、山中城はすごいですね。
こんな堀見たことないです。
造るのもたいへんだったでしょうね。
秀吉が攻め倦んだのがよくわかりました。

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城歩きマン  2013, 09. 28 [Sat] 21:10

midorishakoさんコメントありがとうございます。
家族孝行の名目で富士山ドライブを敢行しました。

せっかくだからと、山中城の見学を入れました。
ほんとうは静岡の駿府城も、小田原の小田原城も、浜松の浜松城もみんな、みんな見たかったのですが・・・・。

時間の都合もあって結局1か所だけでした。
でもその1か所が大変よかった。見ごたえばっちり。midorishakoさんもぜひご登城を!

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