佐々成政展を見ました(2)

富山城復元天守・石垣
富山へ来ても、いつもお城のところは通り過ぎてしまい、じっくり見学したことはほとんどありませんでした。
復元された模擬天守だということ、中世の山城にばかり目が行って江戸期以降のものには目もくれない・・・・、という「若気のいたり?」のようなところがあって。

でも今は、じっくり見てみたいという気持ちに変わっています。
お城の壁や、瓦も新しく取り換えられているようで、とてもきれいで秋の空にまばゆく映えていました。

富山城西の丸
富山城は、復元された天守のある本丸、鉄門の枡形虎口の部分は石垣造りとなっていて、それ以外は概ね城壁は土づくりだったそうです。
写真は本丸の西隣にある「西の丸」で、本丸との間の堀は埋められ、ひと続きになっています。

富山城搦め手門
佐藤美術館のある搦め手門も、当時は石垣づくりの平入の門だったようです。美術館の建物と相まって、とても雰囲気を醸し出しているところが良いですね。

富山城復元図
この図は郷土博物館の常設展示図録にのっているCG復元図です。時期は安政年間のころの様子だそうです。
本丸鉄門と、北東隅の搦め手門のところは白くなっています。それ以外は緑に塗ってあり、土づくりだとわかります。

江戸期には、お城の城壁はほとんど石垣に造り替えられていることを思うと、富山城のように中世の土づくりをそのまま残しているのは珍しいこと、と思わざるを得ません。歩いて見学したお蔭で、とてもいい勉強になりました。
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