高知城と城下町の発掘調査

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新図書館の建設工事に先立って、高知城の麓にある城下町の発掘調査が追手筋2丁目の建設用地で進められていて、城館調査検討会第1日目(11月2日)の終了後、参加者が現地を見学しました。

建設予定地は元の追手前小学校の敷地で、全体約1ヘクタールを建設工事の性格から、いくつかに分けて区域を決め順次発掘しています。今回は8月から始められていましたが、そのうちの一角から上級家臣の屋敷跡が確認され、礎石建物、井戸、ゴミ穴、溝に加えて庭園跡らしき石組みと池状遺構が見つかっています。

同じ日に高知新聞の夕刊には、県教育委員会が調査している図書館建設用地の発掘で、江戸時代の「集水桝」が見つかった、と報じられ、さっそく検討会の参加者にコピーが配られました。

この「集水桝」とは、地下に竹の筒を接いで、水道管をつくり、要所で水を浄化する枡を設置した「浄化装置」です。こうした遺構が見つかることによって、江戸期に描かれた城下絵図だけでは分からない上級家臣の屋敷の様子が具体的に把握できるようになるものと、今後年末まで調査が続けられるそうですが、大いに成果が期待されます。
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