福井城跡(中央公園)の現地説明会

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11月24日(日)福井市の中央公園・県民会館跡地で9月から実施されていた福井城跡の発掘調査の現地説明会が開催されましたので、参加してきました。
昨日に続いて、今日も朝から快晴の青空。絶好の見学日和です。
ちょうど、昨年(2012.11.10)の今頃、やはり、福井市の文化課が中央公園の一角をトレンチ調査して現地説明会を実施しました。

そのときは市役所寄りの野外ステージやサークルの花壇があった場所が発掘ヶ所でした。今回はその少し北側の旧県民会館跡地に接した場所です。

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この図は今日の説明会で使用された位置図です。赤い四角の1区、2区、3区がそれぞれ今回の調査個所です。

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写真は西二ノ丸側の石垣で、土台の基礎部、胴木の上に現状2段の石垣が残っているのが分かります。明治に入って、この堀や曲輪は埋め立てられて松平農場や小学校、また軍隊の基地などになったことで、福井城の当時の生活面はかなり削平されたり、荒らされていることが確認できます。

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写真の向かって左側半分が堀跡です。

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見学に参加された市民の方々はおおむね50名以上で、みなさん、大変熱心に調査員の話に耳を傾けていました。やはり市民の関心はかなり高いのかなと思います。説明会が1回で終わりにしないで、何度か連続的に、また場所を変えて調査の経過を発表会形式でやるのもいいかなと思います。
参加者からは、発掘のボランテイアを募ってもっと広い範囲の調査をしてはどうか…、など積極的な意見が出ていました。

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それはさておき、西二ノ丸の石垣は3区とした市役所寄りのトレンチでも確認され、昨年の調査と合わせて、西二ノ丸と三ノ丸との間の堀幅は約26mであることが判明しました。2段分しか残っていませんが、当時はもっと高く石垣が積まれ、土居がその上に南北に延びていたものと思われます。

福井城跡の調査は、県都デザイン戦略に基づく福井市中央公園の再整備に向けた基礎資料を得るための調査です。参加者の人たちからは、三ノ丸にあった御座所や庭園なども何らかの形で復元してほしいものだという意見が多く聞かれました。
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