越中中世城郭図面集がついに完遂!

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昨年秋から富山考古学会や桂書房などネットを通じて発売されていた、佐伯さんの山城の図面集を購入しました。
富山県全体を網羅する、縄張りの図面集です。まったく一人で歩き回って作成した、というから驚きの一言に尽きます。とても真似できません。

以前、Ⅰ・Ⅱが出た時にもブログに書いたのですが、山城研究の基礎的な作業をまず優先的に充実させることこそが大事だという立場にたって、この資料集を刊行した、というから頭が下がります。

もっとも、この資料集に掲載された縄張図を作成するために要した年月は優に30年を超える、というから2度驚きです。佐伯さんの図面は、細かく、丁寧に、そして何よりもルールに基づいた作成方法をしっかり守っているということ、是がとても城歩きマンにはうれしいです。

佐伯さんは富山県以外にも岐阜県、石川県、長野県、福井県等々近隣諸地域をほとんど歩き回っていて、踏査した山城も5,000ヶ所を超えるとか・・・・。

長野県には宮坂さんという、これもまた一人で長野県の山城を全部踏破した、という御仁がおられてこちらはもうだいぶ年配の方ですが、近くにそういう豪傑のような山城歩きの達人がいるということは、近い将来には山城の縄張り図など基礎資料が確実に蓄積される日も遠くないな、と予感させてくれるような出来事でした。
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