高島市清水山城館群の見学

清水山城主郭の畝状竪堀高島市清水山城主郭の畝状竪堀
5月26日(土)、滋賀県高島市清水山城館群の見学に行ってきました。25日の予定でしたが、天候が雨で一日延ばして、今日、ついに踏査を敢行しました。途中、貧血気味になって頭がフラフラしましたが、遺構の素晴らしさに感激し、体がつらいのも忘れて山城の遺構観察に集中することができました。
清水山城の特徴と言えば、さほど標高が高くもない主郭やその他の2,3郭、あるいは派生尾根の曲輪群と、麓にある西屋敷群、東屋敷群とは、当然、それぞれ別個にあるものではなく、一体として形成されたものだと直感しました。さらに、スポーツ公園そばにある御屋敷、犬馬場といった大区画の屋敷地は、区別して造成されたものだと思います。
清水山城の畝状連続竪堀は、通常みられる、緩斜面に無数に刻みこむタイプのものではなく、現に斜面は決して緩やかな斜面ではありません。従って、曲輪のまわりを取り巻く腰曲輪をつぶして刻み込んだものでもありません。主郭の北側にある曲輪群の、大堀切に付設して穿たれた畝状連続竪堀は、西谷川上流の搦め手とされる位置を防御するためのもので、北曲輪群の北側斜面全体を意識した所作となっています。
畝状連続竪堀というものは、用いられ方が一様ではなく、様々な形態、形状をもっているということを改めて知らされた思いでした。
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