伊自良の里資料館について(その2)

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先日、福井新聞に旧美山町中手にある「伊自良の里資料館」が閉館になる、という記事を読んで、少なからず寂しい想いにかられたのでブログにも、ぜひ残してほしいということを書きました。

地域の歴史掘り起こし、村づくりの活動の拠点ともいえる文化施設がなくなろうというとき、このままでいいのか、という心底を揺さぶられるような想いに駆られています。少しオーバーかな。
でも、決してオーバーな表現ではない、と思うのは、その昔、もう10年も前のことですが、この伊自良氏に関する書物が刊行されて、大変刺激を受けたことがありました(写真)。

それは100頁ほどの小さな冊子でしたが、伊自良氏に関する本格的なレポートで、しかも著者は県外の方でした。伊自良氏の遠い血縁の方で、コツコツと各地を調べて回って、由縁の地や、地頭として活躍した時期のこと、また地名に関する由来、伊自良氏のその後の動静等々、地元にいる我々でもできないようなことまで、きちんと書き込まれた書物でした。

こういう本に接すると、地元の我々もなんとか、この人たちの思いに応えていかなくては…、と思ってしまうのです。

本を書いた人はもちろんですが、そこまでいかなくても歴史に関心をもって全国各地から福井にやってくる人たちのことを思うと、地域のこうしたユニークな歴史・文化施設が消えていくことに何とも言えない哀惜の情を感じます。
この書物を書いたご本人がこのことを知ったら、どう思われるだろうか…と考えてしまいます。
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