彦根市佐和山城の踏査

佐和山城遠望佐和山城遠望
5月26日(土)高島市の清水山城館群の踏査と合わせて、時間に追われながらも何とか踏査することができました。清水山城館群の踏査の後、琵琶湖の北部を迂回しながら彦根に着いたときは3時を回っていました。最初、城の大手にあたる鳥居本の駅近くから、大手口に回り登山道を探しましたが、入り口の看板では登城道も切り通し道も本丸まで道がつながっていないとありました。がもう坂通り往還と呼ばれる登山道があるやに書かれてはいましたが、遠回りの道のようで気が引け、結局ここからは無理だとあきらめました。
せっかくここまで来たのだからと彦根市側へ向かい、龍譚寺からの登山道はどうなっているか、せめて確認だけでもして帰ろうと立ち寄りました。ところがこの寺は庭園で有名な古刹であり、20,30台は駐車可能な広いスペースの駐車場もあって、近くにボランティアさんの詰め所もありました。ここでパンフレットをもらい、本丸までは30分で登れるという情報をきいて、時間はおしていましたが、このまま帰るのは口惜しいと思い勇気を出して登ることにしました。龍譚寺境内から、急な登りを必死で駆け上がり、がもう坂通り往還との合流点にあたる切り通しに出、ここからは尾根道となりました。本丸の南東裾にある、隅石垣(正確には残骸)を確認し、千貫井戸をみて、そこからの彦根市の眺めもしっかり目に焼き付けてきました。4時30分には下山したかったので、二の丸や三の丸、太鼓丸を見る余裕はありませんでした。それでも、佐和山城の本丸をきちんと踏破できたことは私には大変充実感のある一日となりました。
佐和山城で特に印象的だったのは、彦根城築城のため、石垣の石が徹底的に抜かれてほとんど残っていない、とされていましたが、なるほどそれは本当だと思いました。本丸やその周辺にはおびただしい栗石が散乱していました。その佐和山城の天守を含む石垣作りの模型が南西裾部に建っているのを、千貫井戸からちらっと確認することができました。
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