近江八幡市観音寺城の見学会

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平成26年3月16日(日)滋賀県近江八幡市の観音寺城跡に登城しました。
若越城の会の今年度最後の山城見学会で、参加者は会の精鋭18名に講師の先生という構成でした。

当日の予報は晴れでしたが、朝から曇り空で、見るからにスギ花粉が飛び散っていそうな空模様でした。しかし、そんなことは気にしていられません。登城口は何か所かありますが、今回は北側の五箇荘町塚本の結神社参道わきからのアプローチ(川並道)で、山麓からの比高差はおおむね320mほどです。
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たっぷり1時間以上はかかる道程です。実際に東側のとっつきにある「伝布施淡路丸」に到着したときは11時をはるかに回っていました。そこから、最初に「伝布施淡路丸」をみて、大土塁のある城跡北側に回りました。
「佐々木城址」の碑や「奥の院」と通じる「馬場丸」や「伊庭丸」「三井丸」をとおり、三角点のある山頂部でコースを引き返し「沢田丸」をとおって、家臣団屋敷の「楢崎」や「永原」の各曲輪を見ながら、観音正寺に下りて、そこで昼食時間となりました。

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午後からは晴れて暖かい日和となりました。観音正寺を抜けてまず「本丸」に向かいました。大石段や西虎口、その下にある井戸跡を見て、「平井丸」へ。
この「平井丸」は「本丸」に隣接していて、東側の正面虎口の石垣は一辺が1,2mもある大きな石を集めていて、しっかりとしたつくりの土塁石垣(石塁)としています。観音寺城の本丸は、この「平井丸」を含めてとらえるべきではないか、との講師の方のご意見、もっともです。

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そして圧巻は「池田丸」の下にある大石垣でした。東西方向に細長く伸びる帯曲輪と考えられる遺構の南側斜面が5~6m、高いところでは7mを超える高さの石垣が巡っていました。いずれも割石を使用しており、ものによっては2,3ヶ所に「矢穴」の跡が確認できました。
これとほぼ同じ規模の石垣が、じつは午前中に回ってきた観音正寺の裏山斜面の家臣団屋敷の曲輪にもあって、ここにも5,6mの高さの石垣がきちんと積まれていて、全く崩落や孕みはありません。

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春先の晴れた日に見学し、葉っぱが出ていない分、見通しが良く利いて、数年前に実施した本城の石垣調査で話題となった大石垣や、北側尾根線上から東端に向かって展開する曲輪群の大半を見て回ることができました。そして、割石には矢穴があること、石垣の隅石に算木積みが見られること、さらには高石垣ともいえる7m近くの石垣を間近に拝むことができるなど大きな発見をし、また感動的な素晴らしい見学行となりました。ご案内いただいた講師の先生にもう一度感謝。
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COMMENT 2

midorishako  2014, 03. 17 [Mon] 22:11

平井丸は立派だった

ご苦労様でした。
翌日は足が筋肉痛になりました。
それほど広いお城でしたね。

でも一度にたくさんの曲輪が見れて得した気分もあります。
私的には「平井丸」の玄関というか、入り口というか、とても立派だったので、感動しました。あれはやはり城主の館だろうなあと思いました。

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城歩きマン  2014, 03. 18 [Tue] 07:31

midorisyakoさん、コメントありがとうございます。
観音寺城はこれで3回目の登城になりましたが、今回が一番きつかった?!

しかし、麓から登ったおかげで、山城の高さや、険しさ、広さ、という山城の基本的なところが体で実感できた。

これはよかった、というべきか・・・・。

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