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福井市朝倉山城の踏査

編集_朝倉山遠望2DSCF2372
平成26年4月19日(土)新聞に出ていた朝倉山城のことが気にかかっていましたので、思い切って登城することにしました。
まだ桜の季節で、樹木の葉っぱが出揃うまでには間があるので大丈夫、とばかりに風邪気味の体でしたが登山しました。

思った通り、葉っぱはそんなに出ていなかったこともあって、見通しはばっちり。奥のほうまでよく見通すことができました。

編集_朝倉山城麓の日吉神社2DSCF2373
山城北麓にある日吉神社の脇に車を停めて、「登山口」と彫ってある大きな石標のある林道から入りました。この林道は昔はありませんでした。
山の周りを大きく南側の鞍部に迂回しながら、ゆるい傾斜の坂道を作っています。幅も広くて、まことに歩きやすい道でした。ここを麓の小学生が遠足で春秋に登って来るのかな、と想像しながらゆっくり上りました。

編集_朝倉山城主郭部下南側より鷹巣城を臨む2DSCF2377
約30分ほどで登山口とは正反対の南側の鞍部に出ました。周囲は杉の植林で広い林になっています。ここから方向を北にかえて、山頂部に向かって登ります。そのジグザグの道を二曲りした見晴らしのいいところで振り返ると、遠くのほうで鷹巣城の山が頭を見せていました。
山頂部まであと一息です。

編集_朝倉山城主郭部・展望所DSCF2387
登山を開始してから約1時間で山頂部に着きました。若い人なら3,40分ほどの上りでしょうか、城歩きマンにはやはり時間がかかります。麓から比高差にして140mの高さでした。

山頂部にはちゃんと展望台の櫓が組んであり、マリンベルもしっかり吊ってありました。ちょっと西部劇のアパッチ砦風の展望台ですが、三角点のすぐ脇の、主郭部の曲輪の上に乗っています。
丸太を乗せてあるだけで、大きな角材で基礎を組んだり、コンクリートをおいたような痕跡もなく、これは全く問題はありませんでした。しかし、大風が吹いたりした時は…、飛ばされてしまう恐れもあって少し心配でした。一段下の腰曲輪のところが良かったかな、とも思いました。

問題を感じたのは展望台ではなく、違うところでした。
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