大野市勝原城跡の踏査その2

編集_DSCF2454国道158号線・第3発電所あたりから勝原城を望む2
昨日に引き続いて、大野市勝原城跡について話をします。

勝原城跡は、大野市西勝原の集落の西側の島状に飛び出した丘陵の山頂にあります。「日本百名山」で有名な荒島岳(標高1523.5m)のちょうど真北の九頭竜川沿いに位置しています。川を挟んで南側には昔、多くのスキー客で賑わった勝原スキー場があります。

編集_DSCF2463勝原橋から勝原城を望む
勝原城は、美濃へ通じる街道の入口に当たり、ここを通らなければ、美濃へ行くことも、美濃から大野に入ることもできませんでした。ここに大野藩の「口留番所」ができたのは当然でしょうね。

ただ、斯波義敏の家臣、二宮将監がここに居城を築いたのは、あまり納得できません。ここまで奥に入らずとも、真名川の扇状地の頂部にある「佐開城」のように、平野に出たあたりに居城を築いてもよさそうなものを、わざわざ、この奥まで入って城を築いています。

編集_DSCF2460国道158号線・第3発電所付近の公園から勝原城を望む3
勝原城のある丘陵は標高380.0mで、周囲は急斜面で、西側斜面は大きな崖面が顔を出しています。こういう地形を文字通り、「天然の要害」というのでしょうね。
今まで、158号線で和泉村や美濃白鳥へ行くのに、何度も通りながら、ついぞこの勝原城について、今回のような思いを馳せることはありませんでした。
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