若越城の会見学旅行の下見

若越城の会は今年の秋も県外研修旅行を実施する予定で、奈良、三重の城郭を見学します。
今月の6月15日から3日間、その下見で訪問予定地の各城郭を歩きます。
1日目は大和郡山城、高取城です。大和郡山城ははじめ大和の豪族筒井氏が築き、後に豊臣氏が入って改修します。大坂夏の陣に絡んだ郡山城の戦いで舞台となった城です。また高取城は大和の豪族越智氏がはじめに築いた城で、その後豊臣氏、本多氏と変わり、江戸時代には植村氏が入ります。日本3大山城のひとつに数えられる名城です。
高取城img_762942_27840941_4奈良・高取城
2日目は葛城市にある布施城と宇陀市の松山城、いずれも山城ですが登城の予定です。一日に二つも山登りするのはきついかな、という声もありますが何とかなるでしょう。布施城は興福寺の荘官であった布施氏の居城で、筒井氏とともに赤松久秀らと戦い、後に織田信長の配下に入りました。天正8年に廃城となりました。宇陀松山城は南大和の豪族秋山氏が最初に築いた城で、豊臣氏の大和侵攻で伊賀に追われ、松山城は豊臣氏配下の武将が入りました。福島氏のときには城下町も整備されましたが、元和元年に廃城となりました。
3日目は伊賀上野城、時間に余裕があれば伊勢亀山城、または津城を回りたいと思います。上野城は筒井氏が築いた城を、築城の名手藤堂高虎が整備拡張し、現在の基礎を築きました。伊勢亀山城ははじめ関氏が居館を築いて、この地を領有しましたが、佐治氏、豊臣氏を経て江戸時代以降も城主が頻繁に交替したと言われます。
このように、大和や伊賀、伊勢の城郭はいずれもが戦国時代末には豊臣氏らの勢力下に入り、その手が加えられています。その改修の度合いの差、織豊期以後の戦略上の重要度に応じた改変の姿を確認していく作業になるかな、と思います。
その意味でも今回の旅行は面白く、大変興味のある城めぐりになろうかと思います。報告をお楽しみに!
スポンサーサイト

COMMENT 0