近頃面白い話と福井弁

最近面白いタイトルの本が出版されました。
『福井の逆襲』
サブタイトルには”県民も知らない「日本一幸福な県」の実力”とあります。カバーの帯にも「笑う地域活性本」と書かれて、福井県民の皆さんもこれを読んで元気になってください!というメッセージを送っているように感じました。

勿論、これを書かれた著者は福井県敦賀の出身で、現在フリーライターをされているとか。

まだ40歳代の気鋭の文筆家のようです。こういう方が福井にもいたんだなあー、と実に頼もしく、うれしく感じました。
また、福井のことでネタにした本が出版されたこと自体、これも稀有なことで素晴らしく良い傾向だなと思いました。昨日の福井新聞の新刊本紹介のコラムでも取り上げられていましたね。

少し前、法政大学が幸福度日本一について各県の調査をしたところ、福井県が一番幸福を感じている、という結果が出たことで話題となりました。
「逆襲!」の著者は、根っこのところで、法政大学の調査がきっかけになって、「福井の底力は本当はそんなものじゃないぞ」と発言する動機になったのでしょうね。城歩きマンも全く同感です。

本文中に方言辞典までつけて、福井の方言をいろいろ紹介していただきましたが、福井弁は若狭と越前の二国が合併していますので、越前言葉、と若狭弁(関西弁?)があるのは当然ですが、越前言葉にもまたいろいろと訛りがあることも紹介されていました。
城歩きマンも子供の頃は、福井弁は早口で、汚くて、他県のひとに聞かれたら恥ずかしい言葉だと思い込んでいました。標準語や京都弁などがいい言葉だと…。

でも不思議なものですね。年を取ると、福井弁は素晴らしい、他に比べてもいい言葉だ、福井のためには残していかねば…、と思うようになりました。
そのきっかけは、高校時代の国語の授業でした。先生の名前を失念して本当に申し訳ないのですが、その国語の先生が熱弁をふるって「皆さん、福井に生まれて本当に幸せですね、私は福井にきて福井弁の良さを知りました。他の地方の言葉と比べても福井弁(越前言葉)は暖かくて、やさしい雰囲気があって気持ちが和む」というのです。

この話を聴いた城歩きマンはカルチャーショックを受けて、しばらくは先生の言葉が半信半疑でした。今になって、その先生のおっしゃられたことが実に懐かしく、又福井弁に愛情をもっておられたのだ、ということがわかりました。

例えば「てきない」、「ものごい」、「もつけない」など語源が分かるものもありますが、分からないものもあって、何故、と聞かれると説明できないこともありますが、方言ですから許されるかな。

最後に、これは蛇足ですが、著者が書き忘れていることがありました。(いや、知っていてあえて書かなかったのかもしれませんが)

それは福井弁のイントネーションが朝鮮語(韓国語)とそっくりだ、ということ。方言にも、朝鮮に通じるものがあるかもしれないと城歩きマンは密かに思っているのですが、最近の「韓流ブーム」、「韓国ドラマ」の流行で、テレビを見た福井の人たち、或いは福井弁を知る人たちをが口をそろえていうのは、福井弁に言葉の上がり下がり、イントネーションがよく似ているねえ、ということでした。

このことについて城歩きマンは、ずっと、今でもその理由を考えています。
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COMMENT 5

midorishako  2014, 09. 05 [Fri] 11:11

愛知県の方言

おっしゃる通りですね。
福井弁は、ほんわかしていて、心が和みます。
私の住んでいるところは、名古屋ですが、名古屋弁があります。住んでいていうのもなんですが、きたないです。「○○ぎゃあ」とか、「○○みゃあ」とか。隣の地域は、三河ですが、三河弁は名古屋弁とまた違っています。「じゃん、だら、りん」という3大接尾語があるそうです。「じゃん」は、関東にもありますが、「です。」「だ。」という意味で、「だら」は、「でしょう。」、「りん」は、「しなさい」という命令の接尾語だそうです。三河、尾張の多くの武将が江戸時代に関東をはじめ全国各地に散らばっているので、語源がこの愛知県という言葉も多いようです。

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城歩きマン  2014, 09. 05 [Fri] 15:45

midorishakoさん、さっそくのコメントありがとうございます。

今でも福井弁は恥ずかしい、という人がいます。人前であまり使いたがらない、よそでは絶対使わない、という人。

全国的な傾向ですが、テレビやインターネットなどメディアの影響がすぐ身近にあって、標準語でもない、無国籍語が反乱していて、国語審議会もお手上げ。

こんな言葉が氾濫している今、我々老人が率先して声を張り上げ、方言を使っていくべきなのでしょうね。e-350

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福井マン  2014, 11. 07 [Fri] 16:39

はじめまして。 福井県には有名な将軍と同じ苗字の家系がけっこうあります。
源平合戦の時代は傭兵として半島から石川~福井あたりにかなり行き来がありました。 合戦が終わりそのまま故郷に帰る者もいれば日本に住み着く人も多く居ました。各戦闘部隊で活躍をした者の内「同じ姓」をもらった人も多いのですがそれは褒美としてではありますが何らかの関係があるわけでもなく「私と同じ姓を名乗って良し!」「あざーす♪」程度のもの。 狭い地域に「おや?何か歴史に関係があるんだろうか?」と思われる方も多いと思いますが家系をずっとたどって行くと突然ご先祖様が登場ってことがあります。 お寺で系図を確認すると意外と国際的な家系に生まれたのかもとロマンがひろがります。 また半島からは日本海沿岸で特定の港は発展しないほど行き来があり日本の城、水路、農業(特に水田整備)で多くの技士がやってきています。 日本昔話の「村の庄屋さん」がでてきますが朝鮮半島から技士、学術などで海を渡ってきた人が住み着き「庄屋」になった所以です。 今は下手な政治が絡んで反目したりしていますが実に無知がなせる残念な現実ですがもちつもたれずの間柄なのです。 

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城歩きマン  2014, 11. 08 [Sat] 17:43

福井マンさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

朝鮮と日本が切っても切れない関係、間柄だというのは本当ですね。昔はそんなこと思いもせずに大人になって、ようやく朝鮮半島や、そこに住む人たちと日本人はとても近い人種であり、よく似た文化や習慣を共有している、ということを実感しました。

その意味でも、双方がいがみ合っている、という現実にとても心を痛めています。

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midorishako  2014, 11. 08 [Sat] 19:27

福井弁でのコメント

ほやって、朝鮮とお、福井わあ、昔は仲良うしてたんでねんけのお。昔ってゆうてもお、しってもんに昔やけどお。ちょおどお、継体天皇とかあ、いたころやとおもうんにゃけどお、朝鮮の人がぎょうさん来てえ、三国とか、敦賀は、流行ってたんにゃとおもうんやざ。
いまあ、韓国のことをお、わざとだれかが目の敵にするようゆうてんでねえけの。
うらんとこの母ちゃんはあ、韓国ドラマにはまってるでえ、しってもんに、おこってるにゃあ。

本当に、朝鮮と福井は昔は仲がよかったのだと思います。昔といっても、かなり昔で、ちょうど継体天皇の頃だとおもいますが、そのころは朝鮮から(技術者が)たくさん来て、三国湊とか敦賀湊は大賑わいだったのではないかとおもいます。
今韓国のことをわざと誰かが目の敵にするように言っているようにおもいます。私の妻は韓国ドラマにはまっていて、この事態を大変憤っています。

福井弁の話なので、福井弁でコメントしてみました。

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