2014年を振り返って――城歩きマンの城めぐり(5)

2014年を振り返って――城歩きマンの城めぐり(5)

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依頼を受けて、一乗谷城のご案内をすることになりました。日程は9月29日、10月4日で、さらに人数が集まれば10月7日にも実施するという強行日程の山城見学でした。

企画したのは、名古屋にある旅行会社で中・高年向けの史跡観光ツアーの一環でした。

残念ながら、3回目の7日の見学は人数の制限で中止になりましたが、29日と4日はきちんと実施できました。こうした企画の一乗谷城案内は大歓迎です。一回分の見学が40人を超えるというので、応援に地元の朝倉氏遺跡保存協会の人に参加していただいての案内となりました。2回とも、参加者の方々にはご満足いただけたものと思っています。
機会があれば、またご案内したいと思います。

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9月27日(土)には、長野県白馬村の三日市場城を見学しました。

この山城は、村教育委員会の指定史跡にも拘らず、管理が十分行き届かず、不慮の破壊行為を受けるという事態になり、山城愛好家から保存要望が出され、スンでのところで最小限の被害で済みました。
この事件は最近にないことでしたし、山城の構造自体にも城歩きマンは興味がありましたので、少し遠出の見学になりましたが、思い切って泊りがけで参加することにしました。

当日の見学会には名古屋に住む知人にも声をかけました。
また、この見学会の講師には、かって現役時代に戦国城下町の研究でいろいろとご教示、ご指導を頂いた信州大学のS先生が出ておられましたので、なおのこと使命感が湧いてきました。

見学会はたくさんの地元住民の方も参加し、成功のうちに終了しましたが、このあと2か月後の11月22日に、なんと、長野県北部地震が起き、見学地の白馬村が大きな被害を受けたのです。大ショックでした。

似たような出来事が、じつはこの8月にもあり、若越城の会の学習会で、広島県の城郭について、広島に住むOさんにお願いして講演をしていただいたのですが、この講演会の1週間あとに、広島県を中心に集中豪雨が起きて、広島市安佐地区が大きな水害を蒙ったというニュースが全国を駆け巡ったのです。
もう少し日程がズレていたら…、と思い、このときも私たちは冷や汗をかいたものでした。被害に会われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。

今年はそんな意味でも、身近に自然災害がたくさん発生して、忘れられない一年になりました。

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11月14~16日(金~日)、若越城の会の広島県の城めぐりがありました。8月に水害が起こったばかりの広島に旅行、というので、とても気が引けたのですが、一年も前からの計画でしたので参加することにしました。

見学予定地になっていた毛利氏の吉田郡山城の見学はとても素晴らしく、山城の学習、という意味でも大きな収穫がありました。
百聞は一見に如かず、という意味をあらためて実感したものです。

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中世から戦国時代をつらぬいて、機能し続けた大名の拠点たる山城、戦いのための要塞であった、という実際の姿を目の当たりにして、やはり感激せずにはいられませんでした。
これまでにも各地の戦国大名の居城を見学しましたが、ここにきて、実感として、その巨大さ、偉大さに触れ得た気がしました。

これからも、動けるうちは、自分の目と足で、こうした山城を実際に確認して歩こう、と思いました。
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