[Uさんを偲ぶ会」に参加して

「Uさんを偲ぶ会」に参加して

城歩きマンの大学時代の先輩Uさんが昨年5月に癌で亡くなり、昨年、暮間近になって、「年頭のご挨拶を欠礼いたします…。」のハガキが届きました。
えっ、なぜ?

城歩きマンは、定年退職後は、ほとんど、学会や研究会の集まりには出なくなって、時節のご挨拶の手紙や電話などのやり取りも控えることにしていました。ですから、亡くなったことも、その理由も分からずにいたところへ、「Uさんを偲ぶ会へのご案内」が届きました。

HA18菊ヶ浜より指月山を望む菊ヶ浜の海岸と指月山
日時は2月14日(土)、場所はUさんの故郷、萩市の指月山の麓、菊ヶ浜にある宿泊施設です。城歩きマンが現役時代には、いろいろと専門の話を聴かせてもらいました。特に「貿易陶磁研究会」という集まりに一緒に参加し、東南アジアの陶磁器のことをいろいろ聞かせてもらい、楽しい研究会だったことを覚えています。

意外と早い鬼籍入りに途惑いつつ、Uさんが故郷の萩市に戻って、美術館に勤めることになった頃から、ずっとご無沙汰してしまっていたこともあり、その後の様子を知りませんでした。一度、関係者の皆さんにお会いして、話を聴きたい、という衝動に駆られました。

陶磁器研究の仲間と言えば、城歩きマンがまだ若かった20年ほども前に、北九州のMさんが交通事故で急逝したことを思い間出しました。酒に酔って、深夜の車どおりを歩いていてはねられ、不慮の死を遂げたのです。

その当時、なんとも無念の気持ちで一杯になって、お通夜の席には北九州の実家まで急いで訪ねていったことをありありと覚えています。

そして今度はUさん。
Uさんの場合は、人生をある程度まで生きて、ひとかどのお仕事を成就されたこともあると思うので、悔恨の情とか、痛恨の思いとかの気持ちはないと思いますが、やはり若死だったと言えるでしょうか。

さっそく、メールで参加申し込みして、萩行きの準備に取りかかりました。それから約2ヶ月。偲ぶ会当日を迎えました。
城歩きマンは、2日前から福井を出て、初日は津和野に泊まり、2日目に萩に入りました。市内を散策した後、指定の時間前に会場に到着しました。

貿易陶磁研究会で、陶磁器の勉強をしていた頃のメンバーの皆さんが集まってこられました。懐かしい顔ぶれです。
帰りの、電車の時間の都合もあって、予定時間の少し前に会場を辞すことになり、東萩駅から新幹線新山口駅行きのバスに乗り込みました。

道中、バスに揺られながら、偲ぶ会でのわずかの時間の中、研究会メンバーとの邂逅に少し感動を覚えたことを思い返していました。Uさんの晩年の数年間の思い出を職場の方から伺うことができました。思わぬ病気をえて、亡くなられたとはいえ、たくさんの仲間に囲まれて、自分の研究生活を全うしきった人ではなかったか、と思うことにしました。

「これからは、こんな集まりがどんどん増えて、当たり前になってしまうんだろうねえ…。」と横でつぶやいた仲間のひとことが、とても重く感じられました。
                                                                       合掌
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