金沢の賑わいと北陸新幹線に思う

2012_0303_103504-DSCF0593.jpg金沢城石川門(東から)
今年のゴールデンウイークに先駆けて、3月14日に北陸新幹線金沢駅が開業してからはや3ヶ月が経過しました。
金沢の賑わいは目をみはるばかりで、隣りの福井ではうらやましいなあー、と隣の芝生を見る心境です。北陸新幹線福井駅の開業を3年前倒しして工事着工を急ぐように、との号令がかかったとか…。

金沢市はこの日を予定して前市長の段階から、様々な準備を始めていたとか。20世紀美術館の開館をはじめ、金沢駅の再開発、県庁、市庁舎の移転、広坂通りの整備、さらに金沢大学の移転、金沢城の復元・整備…、と城歩きマンが知っているだけでも一杯出てきます。

ちょっと大げさですがまさにローマは一日にして成らず、の言葉どおりです。
そして、金沢市が5年も10年も前から、北陸新幹線を呼び込むためにいろいろと汗をかいている間に、福井はどうだったでしょうか?
ここが一番問題です。たぶん年配の方々は、この現実を恐らく、冷ややかにながめておられるのではないでしょうか。経済界のおえらさん方や、商売関係の方々、そして若い人たちを除いて、最近の金沢の賑わいをきっと、今頃どうして?あの時、みんなは新幹線は福井には要らない、と言っていたじゃないか!と。

編集_007富山城(西から)
城歩きマンも、新幹線はいるとも思えるし、要らないとも言えるし…、と両方の思いが入り混じって複雑な心境でした。実際、金沢でふたを開けてみると、皆さんが口々に叫んでいるのは、東京や関東周辺、あるいはさらに北に住む人たちが、いかに北陸に便利に足を運べるようになったか、という逆転したキャッチフレーズ。

むかしの新幹線に対する議論の中心は、福井から東京へ出るのに、新幹線は必要か否か、といった二者択一の論理でした。反対に東京から福井には誰を呼び込むのか、などといった話はほとんど出ていなかったと思います。
それが今頃になって、如何に東京や関東からお客さんを招き入れるか、といった誘致合戦の話。これは何も、国内だけに止まりません。中国や韓国、東南アジアといった外国からの観光客の呼び込みにも必死の努力を続けているとか。

確かに、福井でも、何年も前から同じようにいろいろと観光客の誘致を進める動きはあったと思います。恐竜博物館や小浜の観光、舞鶴若狭自動車道などで。
でもそれらはひとつ、ひとつがまとまらず、バラバラに動いていて中途半端なイメージ、不完全燃焼に終わっている感じがしてなりません。何に向かってやっているのか、という統一目標みたいなものがないのです。

マ、しかしこれも愚痴になるかな、と思いますのでこれ以上は書かないことにします。
福井には県・市ですすめている「県都デザイン戦略」構想があります。これだけはブレずに、着実に計画を実行に移していって欲しいと思います。
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