敦賀市立博物館リニューアルオープン

敦賀市立博物館リニューアルオープン!

敦賀市博パンフ(表)敦賀市立博物館新パンフレット(表)
平成27年7月4日(土)敦賀市立博物館がリニューアルされ、この日一般公開されたのを機に、早速小雨ふる梅雨空の中を敦賀に出かけました。

敦賀市博パンフ(裏)同パンフ(裏)
昭和2年に、敦賀の港に近い相生町の一角に、大和田荘七さんが創立しました。当時としてはとてもモダンな社交場的な銀行だったと言われています。近代洋風建築の代表みたいなイメージを残すこの建物は、戦後、三和銀行や福井銀行と合併を繰り返し、昭和52年には建物が敦賀市に移譲されました。

そして、その翌年、敦賀市は歴史民俗資料館として活用することを決め、また、平成5年に博物館登録により、名称も「敦賀市立博物館」と改名して再出発しました。
そして平成22年に県指定文化財になっています。

一体に福井県においては近代建築がそのまま保存されて、博物館や資料館として活用されている例はほかにあるのでしょうか?例えば、城歩きマンがすぐに思い浮かぶのは、三国の郷土資料館になっている龍翔館です。
昭和56年からオープンしているこの資料館は、三国の龍翔小学校の建物をそっくりに復元して建てた模造の近代風建物です。その外には例えば、旧武生市の市役所の南側にあった「公会堂記念館」が現在、市の歴史民俗資料を集めて展示している例があります。こちらは国の登録文化財になっています。

つい最近、旧河野村にある北前船の船主の屋敷が国の重要文化財に指定されました。明治~昭和初期の建物で、福井県で国重文になっている建物が他にはありませんでした。ですからこの河野村の中村家住宅の指定は大変画期的な出来事になりました。

後に続け、と言わんばかりにこの敦賀の旧大和田銀行本店が名乗りを挙げたような印象です…。洋風建築で国の登録文化財になっているのは、他にもと郵便局や駅舎、織物工場などいくつかありますが、この大和田銀行本店の建物はとても印象深く、目立っています。

何とか国の重要文化財に格上げ指定してほしいと思います。
今回のリニューアルオープンで気が付いたのですが、やはり展示構成が中途半端になっているのが気になります。立派に銀行の建物としての復元が進んだのに、肝心の展示物がとても遠慮していて、見栄えがしないのです。

ここはいっそのこと、歴史展示を止めて銀行そのものに復元し、公開展示する建物にしたらどうでしょうか?群馬の富岡製紙工場の例もありますから…。
敦賀市は観光の拠点にしたいと言っています。それなら、なおのこと敦賀には赤レンガ倉庫も残っているのですから、これらと一体となったエリアとして銀行の復元だけにして活用したらどうでしょうか?
素人考えで恐縮ですが、一言書き添えました。
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