杉津・河野丸城砦群の踏査(4)

011杉津、河野丸砦跡遠望(南から)杉津・河野丸砦跡遠望(南から)
平成28年4月6日(水)、岡崎山砦から南東方向の山中にある杉津・河野丸砦跡に登城しました。

前回のブログで紹介しましたが、天正3年(1575)一揆勢の若林長門守が信長勢を食い止めるために堀江衆、府中の門徒衆らとともに立て籠もった陣跡です。いわゆる杉津口、という場所とは厳密にいえば少し南側に外れていますが、南隣の阿曽集落も含めて杉津の範囲とも考えられますので、やはり、この山も杉津口とみても差し支えないのでしょう。

011杉津・河野丸砦跡位置図杉津・河野丸砦群位置図
そして、城歩きマンが今頃気付いたのですが、この杉津・河野丸砦の尾根線上には、何と鉢伏山城跡があったのです。まっすぐ東に上った標高761mのところが鉢伏山。

011杉津・河野丸砦跡位置図2杉津・河野丸砦群地形図(ヤフー地図から引用し、一部を改変して掲載しました)
これは偶然ではなく、木ノ芽峠城砦群と杉津・河野丸砦群は、直接地理的な関係でもつながっていたのですね。
そのところがとても気にかかっています。

012杉津、河野丸砦跡2阿曽集落から少し奥に入った段々畑から砦跡を望む
昔の敦賀から府中への出入り口は、木ノ芽峠越えか、海からのこのルートが主要なコース。この二つをつなぐ尾根線が、この鉢伏山と杉津・河野丸砦の尾根線。
一度、必ずこの尾根線を踏破したいと思いながら、とりあえずは、この二つの砦を先に歩いてみるのが、今回の目標でした。
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COMMENT 2

怜の父  2016, 04. 15 [Fri] 23:07

更新、ありがとうございます。
毎回勉強させてもらって、感謝してますm(._.)m

かなり前の事なんですが、365スキー場より登ってきて、破壊を免れた鉢伏山城の主郭と思われる区域の虎口より進入して、尾根伝いに山を下りて行くと、大堀切を発見して独りで感動した事を覚えています。
ただ、この先を下りて行くと海にたどり着くんだろうなぁと漠然と思ったのを覚えています。それ以来、杉津PA下りで眼下の岡崎砦を見下ろす度に、河野丸を経由して岡崎砦にたどり着く道があったんだろうと稜線を眺めてしまいます。
登るのは大変なので、鉢伏山城から下って河野丸砦経由で岡崎砦まで散策したいものです。かなりの難路が予想されますが(^^;

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城歩きマン  2016, 04. 20 [Wed] 08:03

No title

怜の父さん、コメントありがとうございます。

鉢伏山城を尾根伝いに下りたことがあるんですね。素晴らしい!
堀切が見つかったとか…。
こちらが是非、是非、現地で教えてほしいです。

機会があったら、一度、この鉢伏山から尾根伝いに杉津へ降りるコースを辿ってみたいです。きっとこのラインには何かあると思います。

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