石川県金沢城跡の見学(3)

金沢城見学橋詰門から堀を望む(2016年5月21日) 008金沢城二ノ丸橋詰門から堀を望む
金沢城の特徴は、徳川の城の特徴でもある白壁と、金沢城の特徴である「なまこ壁」とが融合した美しさにあると思われます。また屋根の白さも手伝って、とても気品に溢れています。多くの人に支持される理由はここにある、と思うのは城歩きマンだけでしょうか。

金沢城見学橋詰門続櫓内側(2016年5月21日) 011二ノ丸橋詰門・続櫓(内側から)
むかし、NHKの大河ドラマで「利家とマツ」というのをやっていたことを思い出します。タイトルは二人の名前になっていましたが、これは明らかに女房だったマツのことを描いたドラマであり、女性を主人公にした物語だったように思います。この頃から大河ドラマは女性を主役にしたものがとても視聴率が上がってきたようですね。

金沢城見学本丸丑寅櫓前(2016年5月21日) 020本丸丑寅櫓の前にある空堀
金沢城の人気には、こうしたことも下敷きになっているように思われます。
写真は本丸と二ノ丸との間にある丑寅櫓前の空堀跡です。最近の復元ではなく、昔からあったものらしく草茫々でなんとも古色を帯びています。

金沢城見学本丸巽櫓から21世紀美術館を臨む2(2016年5月21日) 017本丸巽櫓跡から21世紀美術館を望む
写真は本丸の東南隅にある巽櫓跡の高台から、21世紀美術館の方角を望んだものです。
この櫓台があるところは三段に石垣が組まれていて、下から見るととても高く聳え立っているように見えます。また、回りの堀(イモリ堀)も長らく埋めたてられていたのですが、近年発掘調査されて復元されました。

金沢城見学本丸巽櫓から21世紀美術館を望む(2016年5月21日) 016 (1)
金沢城は平成8年の大学移転以降、本格的な城址公園の整備を目指して様々な取り組みが行われ、現在こうして私たちの前にその姿をよみがえらせることになりました。

ついこの間終了した姫路城のような定期的な修理工事ではなく、撤去されて何もないところから、古写真などを参考にもとの姿に戻していった金沢城跡。

こうした事例は最近には見られないもので、とても貴重だと思います。小規模のものなら滋賀県彦根城の表御殿、名古屋城本丸御殿、静岡県の駿府城東御門跡や掛川城、あるいは赤穂城、京都府篠山城二ノ丸大書院、鳥取城等々たくさんありますが、北陸ではこれほどの整備工事は見たことがありません。城歩きマンも大変いい勉強をさせてもらっています。

ついでに金沢城の今後のことを思って蛇足を加えさせてもらえば、兼六園のみならず、城内の案内体制にもっと力を入れていくといいと思います。
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