養父市朝倉城跡の踏査

但馬朝倉城養父市朝倉城跡遠望
城の会県外研修第2日目の午後の見学地は、一乗谷朝倉氏の故地、但馬国養父郡朝倉庄(現養父市八鹿町)を訪ね、朝倉氏の祖先が築いたとされる朝倉城跡を見学しました。


途中、播但連絡道路を通ったものですから、和田山のところで竹田城の城山トンネルをくぐりました。「オオ―、あれが竹田城やね!」と言っているうちに、バスは和田山インターをおりて、竹田城に近い道の駅まで拠ってもらうことが出来ました。そこから遠巻きではありましたが竹田城の雄姿を拝んで、あとは一路、朝倉城のある八鹿町へと急ぎました。

朝倉城は地元の教育委員会の職員さんに案内をお願いしました。なかなか、スムーズに山城へ登ろうとするにはどうしても地元の人たちの案内が必要になります。知らない土地での踏査はよほど地図や道案内のルートが整備されているところ以外は直接地元の人に案内を乞う方法が一番だと思われます。

朝倉城からすぐ西の八木町には、朝倉氏の一族である八木氏の城跡があるそうですが、時間の関係でそこまでは立ち寄ることが出来ず、朝倉城の山頂から位置を確認するにとどまりました。

但馬朝倉城入口朝倉城跡への登り口
朝倉城は八鹿町の集落の南の丘陵、標高約152mほどの小山の頂上に位置しています。南北約190m、東西約110mの規模をもち、まんなかで堀切によって二分されています。その北半部は楕円形の曲輪で、周囲に土塁が廻り、最高所は櫓台状の高まりがあります。

編集_IMG_20160905_0002_NEW朝倉城跡の縄張図(養父市教育委員会発行パンフより)
南半部は丘陵の鞍部にあって、細長い曲輪で構成され、階段状に南側へと続いています。最南端では三重の堀切があって、厳重に遮断されています。

規模的には決して大きな山城とは言えませんが、北側山麓に山陰街道を見下ろす要衝の位置にあって、山城らしい防禦態勢をとっているものと判断されました。
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