新潟県下越地方の城館めぐり(3)

編集2016年10月下越の城館めぐり(大葉沢城跡縄張り図)普済寺さんでいただいた縄張図
10月17日(月)午後1時過ぎ、村上市大場沢に無事到着しました。
麓にある普済寺というお寺さんに立ち寄って、車の駐車と山へ入る許可をいただきました。ちょうど和尚さんらしき男性が応対してくれて、ご丁寧にも上図の縄張図もいただきました。
福井から来ました、と告げるととても喜んでくれて、御地の一乗谷城と同じ畝状竪堀がたくさん並んでいますよ、と山城の紹介をしてくれました。

⑥2016年10月17日下越城館めぐり(大葉沢城跡) (5)大葉沢城跡登城道(奥は土塁囲みの不定形の曲輪、手前は主郭へ向かう城道)
前もって調べたとおり、城道はきちんと下草が刈ってあり、とても歩きやすい状態でした。
ところが、道々、下を見ると、団栗の実が一杯落ちていて、クマの糞らしき塊があちこちに散らばっていました。そういえば、入口近くの案内板にもクマ注意のものがありましたっけ…。
天気は曇っていて、山中は薄暗く、なんだかとても不気味な感じで――。

⑦2016年10月18日19日下越の城館めぐり (大葉沢城跡)(14)大葉沢城東端部曲輪の虎口部(内側から)
しかし、勇気を出して前へ進むことに。尾根道に出たすぐのところで左に折れて、先ずは東端にある土塁囲みの曲輪へ向かいました。この曲輪は、主郭部の曲輪群とは様子が違って、新しい段階のものか、という推測が立てられているところです。さらにその突端部の一段下の斜面には長さは短いのですが、やはり畝状竪堀が7条確認されています。ちょうど、小谷城月所丸の畝状竪堀の規模と似ています。

冒頭に提示した図のうち、左が東半部、右が主郭のある西半部です。緑色が畝状竪堀、だいだい色が曲輪、青が堀切、紺色が土塁、赤で示したのは城道です。

⑨2016年10月18日19日下越の城館めぐり (大葉沢城跡)(16)東端曲輪をとりまく土塁
曲輪の周囲を取り巻く土塁は、素晴らしく遺存度が良好で、きれいに現状を保っているようでした。曲輪は東西に細長く、二段に亘っているようです。虎口部も内枡形で残り具合は良好です。

⑧2016年10月18日19日下越の城館めぐり (大葉沢城跡)(17)最東端部搦め手側の虎口
虎口は計2カ所あり、奥側(東端)は搦手側にあたるのでしょうか、こちらも土塁が開いており一段下は腰曲輪になります。熊が出ないか、内心ビクビクしながら、ソロソロ歩きで主郭部のある西側の尾根に向かいました。<この項続く>
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