ふくい歴史・まちづくりシンポジウム参加記

編集_IMG_20161116_0003_NEW福井新聞平成28年11月16日(水)に掲載された記事より
11月15日(火)福井市の国際交流会館で標記のシンポジウムがありました。まちづくりに関することなので、日程的に慌ただしい中でしたがとりいそぎ参加することに。

福井県国際交流会館福井県国際交流会館(南側から)
このシンポジウムを主催するのは福井建築士会とふくいヘリテージ協議会です。サブタイトルには「福井の文化、歴史遺産の保存、まちづくりについて話し合うことにより特色あるまちづくりと連携のあり方を模索しようとするものです」とあります。

福井の歴史遺産の保存、を正面から唱えているのに歴史に分野からのアプローチではなく、古建築に携わる人たちの提唱によって実現した集まり、というふうに見受けました。
このところ、県都デザイン戦略会議の一連の活動をはじめとして、まちおこし、まちづくりの活動が少しずつ醸成されてきているようで、城歩きマンはこうした動きがとても刺激的で興味が湧きます。

ふくい歴まちシンポ (1)同シンポジウムのパンフレット
晩秋の冷たい北風が吹く中で、国際交流会館の地下ホールに県内のあちこちからまちづくりに興味のある人たちがたくさん集まってきました。新聞報道では約140人とあります。

主催が建築士会ですから、当然、この会から問題提起がなされて、これに歴史遺産である古建築、歴史的建造物にたずさわる各市町の担当者さんたちによる様々な取り組みの報告がありました。

城歩きマンも現役のころには、こうした集まりが県内外で実施されていましたが、今回、新しい言葉に遭遇しました。
「ふくいヘリテージ協議会」
ネットで調べますと、3年前につくられた地域に眠る歴史文化遺産の発見、発掘、保存などをめざす人たちのあつまりで、ヘリテージマネージャーが中心となって活動する、というものだそうです。古建築や民家など、建物の保存や修復、活用をすすめる人たち、と言えば建築史、伝統的建造物の修理に詳しい知識や技能を持った人たちのことを意味し、手っとり早く言ってそういう専門家の集団のことをさすようです。

ふくい歴まちシンポ (2)同シンポジウムパンフレット(裏)
むかしもそういった専門的な技術やノウハウを持った人たちがいましたが、つい最近、それが本格的に組織化されて、県内の各行政の部署と連携する道を模索する、という大まかな主旨のようです。全国的には平成24年にすでに「公益社団法人全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会」が設立されています。福井もこの流れに沿って、三年前の平成25年に立ち上げられたようです。

各市町の文化財行政に携わる担当者、まちづくりに携わる担当者の皆さんが集まって、これまでの取り組みを報告していましたが、予算が少ないとか、地域の人たちの意識の低さ、文化財に対するアレルギーなどなど、殆ど20年前とあまり変わらない状況が見て取れました。

このシンポジウムに参加された市町には福井県はもちろん、福井市、越前市、小浜市、坂井市など、2町を除く15の市町の担当者が一堂にそろって、会の雰囲気を盛り上げていました。
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