国境の城、疋壇城

疋壇城
国境の城、疋壇城
これも北村さんの写真からですが、敦賀市にある疋壇城の本丸部分の写真です。南端にある主曲輪と思われる高台から、北側部分を撮ったものです。
疋壇城は最初疋田氏が築城し、のちに朝倉氏が信長の越前侵攻に際して国境を固めるため、再整備、強化した城であることはよく知られています。
疋壇城については平成7年5月に総会を兼ねて、愛発公民館に集合し城跡や疋田の集落をめぐり歩いています。しかし、この写真はそれより古く、設立総会があった昭和63年の時の玄蕃尾城見学の帰りに立ち寄った時のものと思われ、大変貴重な写真の一枚となっています。
福井県の指定史跡ですが、西側山付きはJR線が走っていて、敷地は現在も民有地で堀、曲輪、土塁のすべてが畑になっています。案内板以外は遺構の保存、整備は全く行われていません。石垣も所々に残っているのですが、崩落が進み、傷みが進んでいます。二重、三重にめぐらされていた堀跡もどうにか形跡は確認できますが、生活ゴミや、バラックの作業小屋が建っていたりで、面影を偲ぶには絶えない状況です。案内板には当時の曲輪配置が描かれて、越前では珍しい(?)輪郭式山城と考えられているこの城跡が、一日も早く保護、整備されることを願うばかりです。
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