新潟県下越地方の城館めぐり・後日譚2

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (2)胎内市羽黒の谷から見た鳥坂城
新潟県下越地方の城館めぐり、最終日の19日は胎内市の鳥坂城跡の踏査です。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (1)国道7号線の脇から見た雨の鳥坂城
昨日の雨はようやく上がって、朝からまぶしいほどの快晴です。昨夜来の雨が嘘のようです。
鳥坂城跡とは江上館の当主であった中条氏の居城です。

江上館の東方、鳥坂山(標高439m)の派生尾根の白鳥山周辺に展開する連郭式の山城です。特に天正6年(1578)の上杉氏の跡目相続に絡んだ御館の乱には中条氏は上杉景勝に味方して、一族の黒川氏と戦い、一時期鳥坂城は落城しましたが、その後取り返したと言われます。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (6)羽黒の谷と山麓居館跡のある丘陵裾
山城の南側麓の谷の出口に登城口があり、山上へのコースを示した案内板が立てられています。そこから細い山路を登って山城へと向かいましたが、途中で何やら動物の気配がして、あたりに臭気が漂い、とても不安な気持ちになりましたので、いったん引き返すことにしました。

最近、クマの恐怖にとても敏感になっている自分に気付いて複雑な思いになります。初日の大葉沢城跡の時の熊の糞(?)を見たことが尾を引いているようです…。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (4)鳥坂城跡入口と案内板
麓に下りて、小川のたもとで腰を下ろして休憩していましたが、付近を通りかかったウオーキングのおばさんに声をかけられ、どこへお出かけですか?というので鳥坂山ですと答えましたが、ここらではクマは全く心配ない、ときっぱり答えられました。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (5)クマの気配を感じて下山した坂道
あまりはっきり言われましたので、クマに怯えていた自分が滑稽なほどでした。
気を取り直してもう一度チャレンジです。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (7)鳥坂城跡南端部の休憩ポイント
編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (8)休憩ポイントにある道標
結局、お昼近くになって、何とか鳥坂城の見学を終えて下山しました。
この山城の第一の特徴になっている段切りは斜面のブッシュのために透かして見ることもできず、未確認に終わりましたが、尾根上の各曲輪はひととおり確認しました。

編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (9)主郭部の四阿屋
編集_2016年10月18、19日下越の城館めぐり (鳥坂城跡) (10)四阿屋から胎内市街地を望む
説明板に記された堀切は4カ所あり、単純な尾根線カットの古式の形態を残しているようでした。両側の急峻な勾配の崖面に守られた各曲輪の並ぶ様は、ちょうど岐阜県の大桑城の曲輪の様子とよく似ていて、地形の条件が似てくると、山城の形態が似てくるのは蓋し当然か、と納得しながら山を下りました。
スポンサーサイト

COMMENT 0