木ノ芽峠城砦群の踏査

木ノ芽峠の城砦群については、平成22年9月に一度踏査したことがあります。
敦賀周辺の城館について、集中的に歩き回っていた時、前後して今庄の湯尾峠城砦、金ヶ崎城、疋田の疋壇城などを歩いていました。ずっと昔に木ノ芽峠の古道を歩いた折にもこの城址を踏査しているのですが、テーマを持って歩いたのはこの時でしょうか。

その日の踏査は残暑厳しい、むし暑い日に365スキー場側から車で林道を登り、ちょうど峠茶屋の真下にある駐車場で車を降りて、最初に西光寺丸城(砦)、その後に鉢伏山城を踏査しました。
城砦群の真ん中にある峠茶屋の木ノ芽峠城と観音丸城(砦)は後回しにしたのですが、時間が遅くなってしまい、夕暮れの時間で薄暗いせいもあって結局その日は断念して山を下りたのですが、その後再踏査できずにいます。

賢会書状のこともありますので、一度じっくりこれらの城砦群をまとめて歩いてみたいと思っています。

西光寺丸城本丸全景(西から)西光寺丸城(砦)主曲輪
西光寺丸城(砦)の記憶は、周りが笹藪に覆われて、曲輪や土塁はよく観察できたのですが、周辺の虎口や畝状竪堀、腰曲輪のことは殆ど詳しい観察は出来ませんでした。雪解けの春先ならもっと細かいところが見えるかもしれません。
西の端にある鉢伏山城(砦)は標高も761.8mあって、城砦群の中では最高所になります。この南側に敦賀湾が見えて、眺望は抜群です。
また、この砦が規模的にも一番大きくて、土塁が不定形な楕円形状を呈して廻っています。虎口が三ヶ所、北、東、西にあります。
大手口が東側なのか、南側なのか、俄かに判断できませんでしたが、今は外枡形の食違い虎口を持った南側が大手口になるだろうと思っています。

鉢伏山城遠景鉢伏山砦から敦賀湾を望む
この虎口の真っすぐに西側の尾根線を下ると杉津、河野の砦につながっています。きっと一連の城砦がこのラインで結ばれていたものと思われます。
従って、大手口はやはり南側としてよいのでは、と思います。この城砦群も中途半端に踏査して、完結していないのですが、一向一揆の戦いを考える場合には木ノ芽峠城砦群が重要なキーポイントになります。
近いうちに計画を練って完全踏破したいと思うのですが…。
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COMMENT 2

怜の父  2017, 02. 01 [Wed] 00:10

木ノ芽峠城塞群は越前の山城の中でも特に歴史的価値の高い城だと思います。
木ノ芽城は峠の管理をされてるM氏の私有地になるので許可が必要なんですが、私は断られた事があります(^^;
山菜を根こそぎ採っていく人がいるらしく、立入を許可してもらえませんでした。しかし、そのおかげで破壊を免れてますね。
鉢伏山城は365スキー場によって一部破壊されているのが残念ですが、本丸から海側は素晴らしく、杉津に繋がる尾根の大堀切は思わず声がでてしまう程、感動的な規模ですね。

賢会書状の件は辻永達夫先生の「織田信長と越前一向一揆」に掲載されてたようですね。勘違いしてました(^^;

スキーシーズンが終わると峠に紀州犬3頭と、大型の洋犬が放し飼いにされているのでMさんが不在の時は峠に近付けません。私は犬を連れているので襲われそうになりました(T_T)
踏査の際には是非同行させてくださいm(._.)m

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城歩きマン  2017, 02. 01 [Wed] 08:36

怜の父さん、コメントありがとうございます。
木ノ芽峠城の情報、ありがとうございます。以前に訪れたとき(4,5年前)も犬がワンワン騒いでいたのを覚えています。
山菜取りのために犬を放し飼いとは…。

それはさておき、木ノ芽峠城砦、および周辺の踏査については杉津、河野浦の城砦めぐりと併せて近いうちに完全踏破したいもののひとつです。

計画がたったら一緒に登りましょう。

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