福井の歴史資源をもっと有効活用しましょう

新聞記事2017年3月18日付け福井新聞3月18日より
3月18日付け福井新聞7面に今年の福井県の当初予算概要が発表されました。

文教関連予算では「歴史資源を有効活用」というテーマで、平成30年の福井国体に向けた観光客の誘致を目的とした観光地へのイベントやツアーを多く呼び込もうとしています。
記事では、白山平泉寺、泰澄大師ゆかりの地をめぐるツアー、幕末明治150年の記念イベントに合わせた広報、宣伝活動などが盛り込まれています。また、地域の歴史資源を生かした取り組みに対する支援も行う、としています。

北陸新幹線敦賀駅開業を目標とした、地域おこしの活動に視点を合わせた取り組みと思われ、歓迎します。
ただ、地域おこしのための歴史資源の活用という意味では、目先の著名な観光地だけに捉われず、もっと脚下を照らし出す創意工夫が必要かと思われます。

少しばかりの時間と手間がかかりますが、遠い目で見れば、地域ぐるみの運動となって、大きな輪につながると思うのです。
それは城歩きマンたちが行っている県内各地の山城の調査活動です。

中世から戦国時代にかけて、県内各地の山に築かれた城郭遺構の所在や遺構の内容を明らかにし、これを地域おこしの有効活用資源として生かしていこうという試み。
まだ、何の施策も実行してはいませんが、踏査した地元の先々で地域の人たちとの交流を行い、また今後、どうやって山城を生かしていくかを一緒に考えるなかで、大きな力が生まれてくるような気がしています。

大河ドラマを福井に誘致しようという計画にも、戦国時代を対象としたものなら、大いに援護射撃になると思います。
もっと福井の地元に多く残る、こういった陽の当たらない歴史の証言者たちに目を向けてほしいものです。
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