越前市府中城跡の現地説明会を見学しました

府中城跡現地説明会2017年5月9日新聞記事福井新聞5月9日付
福井新聞に、府中城跡の発掘調査の成果を公表するために現地説明会がひらかれた時の様子が報道されました。

城歩きマンも、この日の見学会に参加するため、現地に行きました。約50名の参加者がありました。武生の市街地では、開発工事で失われる地下遺構について、その都度、緊急の事前調査が何度も行われてきているのですが、今回のように面積が3,000㎡もあるようなまとまった広さの発掘調査は珍しく、それだけに調査の成果について、大変、期待がもたれました。

府中城跡現地説明会2017年5月7日 (8)当日の見学会の様子
そして、その通り、北側半分は後世の市民ホールや生涯学習センターの建物の建設で削平、撹乱を受けたものの、南側半分は旧東小学校の跡地で、近代的な建物がそれ以降立てられなかったこともあって、かろうじて地下遺構が遺ったとのこと。

こういうことはもっと、多くの市民、県民に知らせる必要があるのではないでしょうか?
簡単な現地説明会だけで、次の工程に移ってしまうのはまことに惜しい気がします。戦国時代や江戸時代の府中の街並みについては絵図こそ遺っていはるものの、実際に地下に遺構があるかないかはほとんど分かっていないのです。


今回は江戸時代の終わりごろの本多氏の居館の跡が見つかったとのことで、どのような屋敷なのか、どんな構造だったのか、生活ぶりはどうだったかなど、発掘によっていろいろなことが解明されるだろうと思われ、大変大きな期待がもたれます。

福井市街地では駅前の再開発、特に地下駐車場の建設や、新幹線用地のJR線路沿い、あるいは公共施設の建設に伴う緊急調査など、その都度発掘が行われて、現地説明会も数多く実施されてきましたので、福井城下町のことはある程度市民に知られるようになっているのではないかと思われますが、武生の街中については、昔からの古い街だとは思っていても、実際にどの程度むかしの遺構が残っているのか、ほとんどの人が知らないのではないかと思いますが…。<この項続く>
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