地域おこしと城山巡り

020.jpg朝倉館と一乗谷城(奥の山並み)
以前のブログで公言しましたが、福井県の山城歩きの入門書を作りたい、と記してから足掛け3年経ちました(2014年1月3日にブログアップ)。
また今年の3月には、福井県の予算が発表され、「歴史遺産の有効活用」という一項が加えられ、積極的に地域に残る歴史的な文化財や史跡を有効活用していくための予算が示されたことにちなんで、一言、ブログで私見を述べました(2017年3月21日付でアップ)。

実際にどの程度の予算かは、具体的な数字が示されたわけではありませんので分かりません。ただ、県がこうしたことに前向きの姿勢をもっていることはなんとなく理解できます。
そしてこのことと、城歩きマンの山城ガイドブック作成のこととは全く関係ありませんが、地域に眠る歴史的な遺産、史跡を有効活用していくという意味では同じ趣旨につながるかな…、と思うのです。こちらには、何の予算的な裏付けもありませんが…?

新聞記事2017年3月18日付け福井新聞3月18日付の記事より
さて、前置きはこのくらいにして、本題に入りたいと思います。
タイトルに「地域おこしと城山巡り」と書きましたように、国や県が進めている歴史遺産の有効活用といった話を取り上げるときに、地域の文化財がどの程度有効活用されているか、といった疑問が潜在的に多くの人たちの中にある――。

東尋坊や永平寺は誰でも知っているが、それ以外にも地域に埋もれた歴史遺産はたくさんある、と一般の人たちは思っている。
それらが有効に地域おこしに活用されていない、どんなものかを知らない人さえいる…。だから、歴史遺産を有効活用、と言ってもすぐに底が割れてしまう。
もっと、もっと、地域の歴史遺産の掘り起こしをすることが先決では…と思っている。

それでは、掘り起こすべき地域の歴史遺産とは何?

ここが一番問題。
これが分かれば答えは半分当たったようなもの。
これを探すのが第一の課題。

それぞれの分野で、それぞれの文化や生活を営んできた地域の人たちの暮らしの中から、程度の差や、思いの強弱はあってもいろいろな地域性や歴史性を示すものが必ずあるはず。
むかし、竹下内閣のころ「ふるさと創生」運動があって、各自治体に一億円の交付金を支出して地域おこしの活性化を図る政策が実施されたことがあります。
今、その焼き直しのようなことが、国や県から提唱されているようです。規模やインパクトは昔ほど強烈ではありませんが、それを思いこさせるに十分な昨今の出来事。
歴史は繰り返す…。

城歩きマンは、こうした地域の掘り起こしに大変有効な山城の存在をなぜ生かそうとしないのか、という疑問を常日頃から自治体の方々に対して抱いております。<この項続く>
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