一乗谷城―地域おこしと城山巡り(6)

一乗谷城見学コース一乗谷城登城ルート図(国土地理院地図を一部改変して使用しました)
一乗谷城へは、従来、三つの登城ルートが開かれていましたが、平成16年7月の福井豪雨によって、一番城山に近い、急登の登城ルートであった「英林塚コース」が土石流のために埋まってしまい、現在は使用不能になっています。

それで、2017年現在での登城ルートは北側から登る安波賀コース、城戸ノ内集落の八幡神社から登る馬出コースに加えて、三万谷の林道から分かれて尾根道を辿る「安波賀・三万谷コース」の3ルートが知られています。

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以前から、山城の見学路は手入れが行き届かず、荒れた状態で登山者にも不便をかけていましたが、最近は看板・案内板の修復、見学道路の再整備が行われて、とても歩きやすくなりました。
安波賀町の山裾から登ると約1時間、城戸ノ内町の馬出から登ると約45分から50分、安波賀・三万谷コースからだと約30分で千畳敷へ着くことができます。

一乗谷へはJR線を使う場合は福井駅から出ている九頭竜線(越美北線)で、一乗谷駅まで乗り、そこから約5分で安波賀町の集落に着きます。三叉路のところから道案内の標識に従って一乗谷川を渡り、山道に入ると安波賀コースの見学路を通って、山頂部へ向かうことができます。

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また、安波賀を過ぎて、さらに約10分歩くと城戸ノ内町の「朝倉氏遺跡公園センター」に着きます。その東側山付きに八幡神社がありますので、そこから登れば山頂部へは一本道です。馬出、小城、小見放城を通り、中腹で摩崖仏を見学しながら千畳敷へ向かいます。

遺跡の中心、城戸ノ内へは京福バス・浄教寺線で行くこともできます。城戸ノ内町のバス停「公園センター前」で下車すると一乗谷川を渡って東側山付きが八幡神社です。そこから「馬出コース」で山頂部へ行くことができます。

自家用車で行く場合は、どのルートからでも登城可能で安波賀コースは福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館に駐車して、山城に向かいます。また馬出コースは朝倉氏遺跡公園センターに駐車することができます。
安波賀・三万谷コースの場合は、三万谷林道の中腹にある駐車場で車を停めて(概ね5台は駐車可能)案内板に従って登城してください。

2、30年前まではそうでもなかったのですが、最近はシカやイノシシ、クマの出没が多くなってきていて、山城へ登城する場合は注意が必要です。獣害だけではなく、ハチや虫刺されにも万全の対策をして登城してください。時期的に夏場の登城ではクマ鈴や携帯ラジオなどを鳴らしながら登ると効果的です。朝晩の薄暗い時間帯はなるべく避けてください。道に迷う危険もありますし、クマなどに遭遇する度合いも高くなります。
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COMMENT 2

怜の父  2017, 05. 18 [Thu] 22:38

福井豪雨の年の秋、当時小学6年生の三男を連れて英林塚コースを登りました。
あれから10年以上経ちますが、いまだに登山道を復旧してないので、当時無理してでも登ってよかったと思ってます。

一昨年、一乗谷朝倉氏遺跡資料館の学芸員の年配の方と一乗谷についてお話してた時に、城山について質問したところ、その方はまだ登った事がないとの事でビックリでした(^^;

麓の館跡に比べて城山は観光案内的施設がかなり少ないと思いますが、遺跡保護の点からいうとそれはそれでよかったのかなぁと思えますね。
それでも最近は綺麗な案内板が設置してあって、訪問者にはありがたいですね。

城山の頂上ではよく鹿の鳴き声を聞きます。いつも同じ場所で聞きます。
麓では今は電柵が設置してありますが、それでも猪、狸、ハクビシンが近くを走っていくところを目撃してます。
動物の出現率が年々あがっているように思えます。

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城歩きマン  2017, 05. 19 [Fri] 07:14

怜の父さん、コメントありがとうございます。

一乗谷城は最近、本当に手入れが行き届いてきれいになりました。

今度の21日(日)、城の会で一乗谷城へ登ります。新緑さわやかな見学会になると思います。
城歩きマンも皆さんをご案内することになるかと思います。当日はよろしくお願いします。

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