出雲・因幡の史跡めぐり(3)

14三ノ丸から富田城下町を望む三ノ丸から飯梨川上流を望む
6月1日~3日出雲・因幡の史跡めぐりをしました。2日目は旧広瀬町にある月山富田城を見学しました。

あまり時間がありませんでしたので、中心部だけでもと思い、山中御殿から山城部分の三ノ丸、二ノ丸、本丸と登ってきました。
この山城部分は標高191mの本丸奥と七曲りの標高110mとの比高差約80mを直登で上ると辿りつける、険しいコースでした。前日にも書きましたが、三ノ丸から二ノ丸を通って本丸までの各曲輪は東西に細長い曲輪群で、二ノ丸と本丸との間に大きな堀切で東西に二分しています。

15二ノ丸復元建物二ノ丸の復元建物(西から)
その様子はまるで越後村上市の村上城を彷彿させる形状でした。野面積みの石垣で各曲輪を固めているのも共通しています。
そしてこの山城部分は北に800mほども延びて壮大なスケールの曲輪群を構成しています。山城のこうした樹枝状に広く展開する曲輪群の在り方は備後広島の吉田郡山城に匹敵するものですね。

16二ノ丸石垣(東から)二ノ丸復元建物東側の石垣(本丸との間の堀切)
とても全部は見て回れません。おそらく2日も3日もかかるでしょう。
さらに付け加えることは、山中御殿から飯梨川沿いに延びる低い尾根上にいくつもの居館群が立てられていたと思われる平坦地が残されていることです。
17本丸(西から)本丸西半分の曲輪(この奥に勝日高守神社がある)
最初にも書きましたが、千畳平(なる)、太鼓壇、奥書院、花ノ壇等々です。山中御殿から西の方角に復元建物が見えて、遊歩道でこれらの曲輪群が結ばれているようですが、見学している時間がありませんでした。残念。

18本丸(勝日高守神社)勝日高守神社参道、灯篭
今度来るときの楽しみにとっておきましょう。
集合時間の10時30分を回りましたので、止むなく車を停めた駐車場へと戻りました。
その足で飯梨川下流にある集合場所の足立美術館に向かいました。

22足立美術館パンフ
この美術館は横山大観の絵画を収集している、日本でも有数の美術館で、同時に規模の大きな日本式庭園をもっていることでもよく知られた美術館です。誰でも一度は訪れたことがある、または訪れたいと思っている美術館ですね。
今回の出雲、因幡へのドライブ旅行の一番の目的が、この足立美術館を見てみたいというパートナーの熱烈なる希望から始まったことでした。

20足立美術館庭園2アメリカで13年連続一位の人気度を誇る足立美術館庭園(枯山水庭園)
城歩きマンが富田城を上っている間、パートナーはじっくりと大観の絵画を楽しんでいたということです。
本懐を遂げることができて、先ずはめでたし、めでたしと言いたいのですが、城歩きマンはほとんど鑑賞している時間がなく、駆け足でみる羽目になりました。
あれもこれも、全部というわけにもいかず、またの機会に…、ということで次の目的である松江城に向かいました。
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