出雲・因幡の史跡めぐり(4)

松江城見学 (1)県道37号線(松江城東側)からみた松江城石垣
松江城は足立美術館から国道9号線を北へ約25㎞走ると着きます。宍道湖のすぐ脇を通って松江城大手前広場、駐車場に車を乗りつけることができました。

松江観光案内パンフ(5)「堀川めぐり観光社」の案内図を引用
松江城の高石垣が眼前に迫って来て、とても雰囲気が出ていました。内堀の奥、マツ林に囲まれた松江城の天守が右手前方の一段高いところに佇立している姿が目に入ってきます。現存天守12ヶ城のうちのひとつで、平成27年(2015)に国宝に指定された松江城天守。

松江城見学 (2)大手門跡東側の堀に面した石垣(この上は二ノ丸下ノ段)
かつて昭和10年に国宝に指定されていました。戦後の法改正で国宝保存法から文化財保護法に変わり、それまでの指定物件が大きく見直された結果、松江城は国宝から外されていたのですが、このたびの文化財審議会の答申により、見事国宝に返り咲いたものです。

松江観光案内パンフ (3)松江城観光案内パンフなど
わが福井の丸岡城も戦前は国宝だったのが、昭和23年の福井大地震と25年の法改正でやはり重要文化財に格下げを受けているのと事情が似ているのですが、違いますねえ…。
全然違うんです。
詳しくはもっと調べてみないと、滅多なことは言えないんですが、松江城はお堀や周りの敷地を最低限は確保していたと思います。三ノ丸は県庁など公共施設の敷地になっているようですが、二ノ丸、本丸はきちんと保存しています。
それに対して丸岡城はどうでしょうか、まる裸ですね――。天守だけを残して、その周りの内堀も二ノ丸も三ノ丸も何もありません。みんな埋め立てられて、民家がひしめき合って建て込んでいます。

一時期、麓にある土産物店の霞会館に移転改築の動きがあったらしいのですが、立ち消えとなり、その時浮上した、霞会館跡地に内堀の一部を復元しようという話も吹き飛んでしまいました。今、城跡の北側、町民体育館の隣は広い芝生の広場になっていますが、これはもったいない空間ですね。東ノ丸や堀、三ノ丸がかかっている場所だけにどうにかならないのだろうかと思ってしまいます。

松江城見学 (3)堀川めぐり遊覧船乗り場からみた松江城の内堀
さて、話がズレてしまいましたが松江城に戻ります。
松江城の南東側、大手前の通りを少し歩くと県民会館があり、その裏手のホテル内にレストランがありましたので、先ずはそこで昼食をとることにしました。
松江城見学 (4)遊覧船の準備も済んで、いよいよ出発
2日目はお天気も良く、空は快晴で少し暑いくらいでした。昼食後、前から一度乗ってみたいと思っていた堀川めぐりの遊覧船に乗りました。
大手前の駐車場わきに乗船場があって、そこを出発点として内堀、外堀とめぐって元の場所に戻ってくるという趣向。小さなボートのような船に乗って、いざ出発。
松江城見学 (5)遊覧船の内堀から見た「小泉八雲邸」界隈
お客さんは城歩きマンたちのペアともう一組の老夫婦のペア、そして若い中国人(女子大生かと思われる二人づれ)の6人でした。

松江城見学 (6)三ノ丸を抜けて外堀にかかったところ
堀のアチコチに橋が架かっていますが、とても低い橋があって、ボートに懸けられた屋根がひっかかるというので、屋根が電動で倒れる仕組みになっています。私たちはそのたびに姿勢を低くして屈んでいなければならず、みんなでワアワア言いながら橋をくぐる羽目になりました。

余談はさておいて、そんなこんなで堀川めぐりも終わって、いよいよ城内巡りに突入です。
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