福井市文化財保護センター常設展始まる

文化財保護センター常設展
文化財保護センター常設展示室
いよいよ、福井市文化財保護センターで常設展示が始まりました。これまで、福井市が発掘調査してきた各遺跡の木製品や金属製品の保存処理がおおむね終了し、展示が可能となったのを機に常設展示を開始することとなったようです。
もと至民中学校の校舎を跡地利用して使っていることもあって、なるべく校舎の雰囲気を残したいという地元の意向もあって教室の間仕切りや壁、床などをいじらないようにして使っているそうで、展示は台を並べて、そのまま遺物を乗せただけの「裸展示」そのものでした。
通常はガラスケースに展示品が収まっているのが通り相場ですが、福井市の保護センターはこれまで、企画展示や特別展示でケースを使わずにやってきたので、特に違和感は感じないとのことでした。
一般の見学者が来られた時は、説明がてら職員が付いていくので、いたずらされたり、盗難の心配はない、とも言っていました。
それでも昔人間の城歩きマンには、ケースに収まらない、直の展示は違和感があり、なにか起きないかと心配でした。
通常、県内の博物館、美術館等々の施設では、すべてガラスケースに収めて展示しています。空調設備や防音、防湿装置が不十分でも、ケースだけは最低鍵のかかったものに収めています。
市の保護センターが今展示しているものは、これまで20年以上もかけて調査整理してきた貴重な遺跡の貴重な遺物群です。何かあったら、そのときはもう遅いのです。
福井市の教育委員会当局の方たちに訴えたい、福井市郷土歴史博物館という立派な施設がありますが、保護センターとの両立の道をきちんと示し、このような極端な展示方法を早急に改善していってほしいものです。
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