福井城址(中央公園)西二ノ丸、三ノ丸堀・石垣みつかる!

福井城址試掘説明会①
福井中央公園と県民会館解体工事
福井市中央公園で福井城址の西二ノ丸・三ノ丸の範囲確認の試掘調査が行われていて、11月10日(土)午前10時30分から、その調査の進捗状況の説明があるというので言ってきました。
公園やその周辺はすっかり秋色に染まって、ケヤキやイチョウ、モミジの葉がきれいに紅葉していました。7月頃から始まった県民会館の解体工事も進んでいて、ながいこと慣れ親しんだ建物の姿は跡形もなくなっていました。
前回7月の調査は、県民会館横の婦人青年会館の跡地の試掘調査で、藩主御座所の西側に面した敷地の石垣が確認されていました。今回は福井市の試掘調査で、御座所のあった三ノ丸、および堀を隔ててその東側に隣接する二ノ丸の位置と範囲確認を目的として、トレンチが掘られていました。
福井城址試掘説明会②
福井城址三ノ丸確認調査トレンチ(西から)
公園造成のための土や、福井震災時の復旧工事で埋め立てた土、また順化小学校校庭があったときの整地土などが確認され、地表下約1.4mほどで御座所跡の遺構面に届いたようです。もう1か所、順化公民館のすぐ北側で設定したトレンチでは、西二ノ丸の西に面した石垣と堀が確認されました。石垣は深さ約1mのところから出てきました。この石垣は幅8mの御土居が巡っていて、その基壇の部分であろうと調査員の人が説明していました。ここでも公園造成のときの土や震災時の復旧時の埋め土、明治維新後の解体時の跡が確認されました。
また戦後の一時期、進駐軍が駐留していた時、この御座所の南側に建物があったとのこと、見学者の方がいまも覚えていると話していました。
福井市街地では、これまで、たくさんのカ所がビル工事や道路工事のたびに事前の発掘がなされ、江戸時代の城下町の遺構が数多く見つかっていますが、城跡そのものに調査の手が入るのは、県庁舎建て替えのとき以来です。
折しも先日の1日に県と市による「福井城史料調査委員会」が開催され、城址の復元を前提として今後城址に関するいろいろな資料を収集していくことが確認されたそうです。
こうした動きを聞くにつけても、最近の福井城に関連した動静はますます活発になっていきそうです。
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